~摂津の国、笠縫村「深江」の歴史と文化を巡る~
案 内 人
東大阪歴史散歩の会
代表 清水 満 講師
今年初の講座です。新年のあいさつをかわして出発しました。
「角谷一圭」氏は茶の湯釜の研究者として1978年「人間国宝」の認定を受けている方です。
「深江郷土資料館」は深江に伝承されてきた菅細工、鋳物工芸をはじめとする伝統工芸の保存を目的に2010年にオープンした。敷地内に「菅田」を復元し、深江街歩きの拠点になっています。
「法明寺」は1318年法明上人の創建。法明上人は平野大念仏寺で中興の祖と仰がれている。
法明寺の ”雁塚” にこめられた悲しい由来
「雁塚」の由来
法明寺境内に雁塚と呼ばれる二基の石塔があります。一基は弘長2年(1262年)他の一基は延元4年(1339年)と記されています。この石塔には次のような伝説があります。
「その昔、清原刑部丞正次という弓の名手がある冬の日に家来をともなって狩りに出かけましたが、その日は一羽も獲物がとれません。夕方帰りがけに一群の雁に出合ったので、先頭の一羽を射ち落としました。するとどうしたことかその雁には頭がありません。その周辺を探しましたが見つからず、そのまま帰りました。次の冬に狩りに出て一羽の雌の雁を射ち落としました。すると羽の下から乾いた雄の雁頭が出てきました」。
この話を聞いた法明上人は、雁の夫婦愛に心うたれ、その冥福を祈るために四重の石塔を建立したのが雁塚であるといわれています。
ひょっとして、お賽銭 567(korona)円?
段倉とは大洪水の被害から守るため石垣で段々に倉を高くしたもの
大洪水の被害を機に水の神(蛇)を祀った。樹齢250年の楠は白蛇が棲むとのこと。
明応年間(1492年~1501年)の創建。大阪市指定有形文化財。
約500年前の創建。江戸時代には寺子屋が開かれていた。
クレアホール布施
はたけやま鍼灸・接骨院
院長 畠山 義啓 講師
”合谷”(ゴウコク) は万能のツボでした