午前 おもしろ仏像講座

仏像の初歩的な疑問を解消

東大阪文化創造館

古美術仏像研究会

樋口 隆秀 講師

 

本日の講師紹介

お姿拝見!

仏像の手足に注目です!

初めてみた涅槃図です!

涅槃で待つ!の涅槃図です!

仏像の耳の大きさは多くの人達の声を    聞いてくださる!

仏像様の頭のブツブツには知恵の塊がぎっしり!

お釈迦様が修行へ!             悟りを開き如来様になられた!

スジャータ牛乳はここから?

これからは仏像の見る目が変わる!

仏像の世界にも役割と呼び名と、なかなか奥深い!

どんどん出かけて仏像と出会いたいです!

仏像のお姿と手のサインにも意味があります!

鑑賞!歴史観!瞑想!仏像をみて感じましょう

これからは仏像に、お会いする時に参考になります!

午後 ちりめんモンスター

大阪湾・和歌山沖のいろいろな生きものたち

東大阪文化創造館

きしわだ自然資料館 専門員

渡邊 克典 講師

ちりめんモンスターって?

大人も子供もわくわくする呼び名です

「ちりめんモンスター」は、チリメンジャコに混じった、カタクチイワシの幼魚以外の小さな生き物をさすんだって聞きました。
講師の先生が所属する「きしわだ自然資料館」が命名の発祥だそうです。
今じゃ、ちりめんモンスターは全国区です。地元民としてちょっと誇らしい。

本日の講師紹介

ガイドブックの完成度は高い

「チリメンモンスターがくしゅうちょう」は実習作業のみちしるべ

われわれの実習もこの手順どおりに進んだ

はたして子どもたちに負けずに探せるか?

実習材料はスーパーで販売しているものとはちょっと違うらしい?

食料品として販売されているものは、あらかじめ”モンスター”は排除されているとのこと。

そういえば、たまに「ちりめんジャコ」に交じって、ちっちゃいタコやカニの赤ちゃんを見かけると嬉しかったなあ。

いよいよ宝探しがはじまる

まずは紙のうえに、”ちりめんじゃこ”をぶちまける

実習材料はすべて本物。本物から醸し出される”いのちの実感”に感動。

海のちっちゃな生き物から感じられる”いのち”は自分もまた自然の一部という一体感を持つことができました。

未知なものに出会うワクワクする体験

形はグロテスクだがここまで小さいと、どれもかわいい。

思わずピンセットを持つ手が止まってニヤリとしてしまう。

ほかのものには目もくれず「タツノオトシゴ」一択の一点突破にかける”剛の者”もいたとか!

「魚のなかま」「イカ・タコのなかま」「カニ・エビのなかま」「その他」に分けていく

あ~でもない、こ~でもない!同定作業でしょうか?

チリモン学習は奥が深い。

ふだん捨てられているはずの海のちいさな生き物をえり分けていく。

知らず知らず食物連鎖の一環として海のプランクトンに思いを馳せる。

巡回していた先生を呼び止め質問

先生はどのような初歩的な質問にも真摯に対応してくださいました。

”あ~だこ~だ” で盛り上がる

同定また楽しからずや!

完成品を仲間と見せ合いっこするのがまた楽しい

見せ合いっこすることは最高の親睦

会食や宴会だけが親睦ではありません。

●人に見せることは、仲間を受け入れること。
●人に見せてもらえることは、自分を受け入れてもらえること。
だから、見つけたものを人と見せあいっこするのはとても楽しい。

モンスターたちとの出会いも”一期一会”

完成作品には、時間と場所 つまり「2020年10月~12月」「大阪湾・和歌山沖」を記入しておくことを

忘れないように、と指導をいただきました。

ええっ、まだこんなにいたの?

まとめに、きょう発見されたモンスターたちを書いていただいています。

片手で持てる「ちりめんモンスター」でありましたが、あらためて海の生物の多様性に驚かされました。


今日のふりかえりショット